近視抑制点眼治療の新しい点眼薬の登場 ~リジュセアミニ点眼液0.025%~
みなさま、こんにちは。
朝はまだまだ寒いですね。
巷ではインフルエンザがとんでもなく流行っておりますので、皆様もお気をつけください。
本日は午前中は白内障手術日でした。
全8件、乱視矯正は3件と当院にしてはやや少なめの乱視矯正手術でした。
矯正できる乱視は可能な限り治せるよう、一人ひとりに合った眼内レンズを選択しております。
通常術後の乱視は1.0D未満を目指すのがよいとされますが、当院では0.5D未満を目指しております。
角膜乱視1.0D以上の方は日本に1/3以上いるはずなので、白内障手術症例の1/3以上は乱視矯正が必要なはずですが、
日本ではまだまだ乱視矯正レンズの選択が少ないないように思われます。
保険適応の場合、乱視矯正のレンズを選択しても患者様のお支払い時のご負担は全く増えません。なので適応があれば積極的に選択されるべきですね。
(※ちなみに乱視用のレンズは納入価格が高いのでクリニックの利益は薄くなります。。。)
そして遂に出ます。国産の近視進行抑止点眼薬。
リジュセアミニ。すごく発音がしにくい名前です。
濃度は一番需要のある0.025%ですね。
0.01%はもはや既存のマイオピン点眼でもほぼ需要がないので、おそらく今後もでないでしょう。
気になるお値段ですが、これはどこにも降りてきておらず、全くの未定のようです。
当院のマイオピン点眼の設定価格は安いと思いますが、こちらの値段次第では更なる値下げができるかもしれません。
そして残念ですが、まだ自費診療のお薬です。
また、ミニの名前がついているので一個ずつちぎるタイプの個包装形状かもしれません。
なるべく皆様の経済的ご負担軽く、ご希望の方全員に近視進行抑制治療ができるような価格設定ができるよう、参天製薬に祈っておきます。
そして全然関係ないですが、波止場で夜釣りをしていると、どこからともなくタイワンガザミが泳いでくる経験ないでしょうか。
運よくあの蟹を発見して、運よく網で掬えれば、お味噌汁にして食べると美味しいですよね。
そんな幸運のタイワンガザミですが、なんと今ならアクアパーク品川で見れます。
みんな素通りしてますが、是非足をお止めてご鑑賞ください。