結膜下出血
結膜下出血とは
結膜下出血とは、結膜下の小さい血管が破れることで出血し、白目の部分が赤く染まります。
目がごろごろするような異物感がでることもありますが、ほとんどは無症状で痛みなどはないことが多いです。
原因
- 眼局所の要因(外傷、手術、急性結膜炎など)
- 全身性疾患(動脈硬化、高血圧、糖尿病、貧血、白血病、腎炎、インフルエンザ、麻疹など)
- 原因不明のもの(くしゃみ、咳、飲酒、水中メガネのしめすぎなど)
また、思い当たる誘因がなくても出血することもあります。
治療
結膜の下の出血では、眼球内部に血液が入ることはなく、視力の低下の心配はありません。
出血は、1~2週間ほどで自然に吸収されることが多いのですが、強いものでは2~3ヶ月ぐらいかかることもあります。
いずれにしても自然に吸収されますので、ほとんどの場合心配はいりません。
ただし、眼の外傷の後で出血が長引くような場合は、穿孔性眼外傷などの直ぐに治療な必要なこともあるのですぐに受診して下さい。