最先端の近視抑制治療 レッドライト治療法
レッドライト治療法とは
レッドライト治療法とはRLRL療法(Repeated Low-Level Red-Light therapy)とも呼ばれ、近年、近視研究者の関心を最も集めている治療方法です。
2014年に中国において長波長の650nmの赤色光が、過剰な眼軸延長を抑制する効果を有することが発見されました。 以降、中国国内では、このレッドライトに対する人の近視進行予防効果の報告が蓄積され、2021年にアメリカ眼科学会雑誌においてレッドライト治療法の近視進行予防効果が発表されたことで、世界中で大きな話題となっている治療法です。
本治療は近視の進行を緩やかにする事を目的としており、近視進行を完全に止める治療ではありません。
使用方法はシンプルで、3分間の治療を1日2回、週5日照射します。
専用の装置Eyerising(アイライジング)を使用した臨床試験で、近視進行予防効果は約90%(87.7%)の治療効果を得られています。
オルソケラトロジーと併用でも効果があることが研究によってわかっています。
また、大人での近視抑制効果も今後の研究で取り組まれる予定となっています。
アイライジングの機械について
Eyerising近視治療用機器は、近視進行抑制に有効であることが海外での臨床試験で証明されており、
治療スケジュールの遵守率が高かった症例では近視の進行を87.7%の抑制効果を示したことが報告されています。
本デバイスはダイオードを通して650nm±10nmの低レベルの単一波長のレッドライト(赤色光)を放射します。
この光は瞳孔を通って眼底に届き、眼底の血流を促進して代謝をあげることで、眼軸長の伸びを緩やかにし、近視の進行を抑制することができます。
適応条件
年齢3~16歳の近視と診断された小児
以下の方は対象外です。
●斜視
●どちらかの眼に視機能異常がある
●どちらかの眼に眼球異常、またはその他の全身的な異常がある
●眼球異常 – 未熟児網膜症、網膜剥離、若年性黄斑変性症、網膜芽細胞腫などの網膜疾患がある場合
●遺伝性網脈絡膜疾患の家族歴がある
●瞳孔散大(散瞳)の小児、またはアトロピン、シクロペントラート、トロピカミドなどの瞳孔散大を引き起こす可能性のある薬剤を投与した後。
※低濃度アトロピン点眼治療との併用はできません。低濃度アトロピン点眼治療は治療の最低2週間前に中止する必要がございます。
※オルソケラトロジーとの併用は可能です。
レッドライト治療の流れ
副作用・注意点
短期的な副作用として、まぶしさ、閃光盲、残像が生じることがあります。残像がある場合は3分間目を閉じること。5分以上症状が続くことが3回以上確認された場合は、本デバイスの使用を中止し眼科医に相談してください。
治療中に光過敏症、眼刺激、眼熱傷などの不快感が生じた場合は、本デバイスの使用を中止し、眼科医に相談してください。
実臨床下において、本治療によって網膜障害と視力低下をきたした症例の報告があります。光治療に対する過敏症がある場合に起こる稀な有害事象と推察され、治療中止数か月後には症状が回復したと報告されています。自覚症状として「治療後に5分以上持続する羞明や残像」の訴えがあるため、治療後に同様の症状が3回以上確認された場合は本デバイスの使用を中止し、眼科医に相談してください。
価格
デバイス1台につき、5名までは登録可能です。デバイス1台の購入で、ご家族様も治療が可能です。
ご家族などで共有される場合、2人目以降の検査・治療費は50000円(税込)となります。
※患者様毎にサブスクリプション登録が必要になります。
<サブスクリプション料金>
・毎月払い 8,250(消費税込み)
・1年分一括払い 89,100(消費税込み) - 10%ディスカウント
・2年分一括払い 158,400(消費税込み) - 20%ディスカウント
※お支払い完了後はサブスクリプション料金の返金は受けられません。 (返金保証トライアルを除く)
※サブスクリプション料金の支払い手続きでエラー等が出る場合はクレジットカードへお問合せ下さい。
<返金保証トライアル制度>
1か月間使用した後に治療の継続を希望されない場合、以下の条件を満たしている場合に限り、
メーカーからサブスクリプション料金の返金が受けられます。
①治療開始前と治療開始1か月後の検査データ 「屈折値」、「眼軸長(測定機器がある場合)」が得られており、受診した医療機関を通じてメーカーへ共有されることに同意している
② サブスクリプションプランは「1年分一括払い(返金保証トライアル)」、または「2年分一括払い(返金保証トライアル)」を選択している
※上記以外を選択された場合は返金保証トライアルの対象外となります
③治療開始から1か月までのコンプライアンスが75%以上である
※コンプライアンスはポータルサイトで随時確認ができます
④ 梱包箱、デバイス本体に汚れや傷がない状態で医療機関に返品している
⑤ 返品されたデバイスが正常に作動していることを医療機関が確認できている
⑥ サブスクリプション料金の支払いから2ヶ月以内に医療機関へ返金の申出をしている
・上記の条件を満たした場合、メーカーからサブスクリプション料金の全額が返金されます。
承認状況
2024年1月1日現在、日本国内では未承認の医療機器です。日本では東京医科歯科大学病院が臨床研究を行っています。
レッドライト治療法を行う「Eyerising 近視治療用機器」は、ヨーロッパとオーストラレーシア(オーストラリアと南太平洋地域)の30カ国以上における医療規制当局の定める品質、安全性、有効性の基準を満たしていると認められています。
また、以下の規制当局から公式に医療機器としての認可を受けています:
・欧州連合(EU)のCE※1
・オーストラリアのTGA※2
・ニュージーランドのMedsafe※3
・イギリスのMHRA※4
今後も他の国々からの規制認可を近い将来に取得する予定です。また、Eyerising Internationalは、国際基準であるISO 13485:2016に準拠していることが、公認機関BSIによって認証されています。
その他
【デバイスの保証】
◆デバイスの耐用年数、保証期間は製造から5年間です。
◆耐用年数経過後も治療継続を希望する場合は、新しいデバイスを無料で提供いたします。
◆保証期間中に正しい方法で使用したにもかかわらず、製品の故障が発生した場合は、保証が受けられます。
◆以下の事由により故障が発生した場合の修理は保証の対象外となります。
・損傷、落下、機械的な損傷、水の浸入など、偶発的な要因や人的な要因などによる故障
・不可抗力(落雷、地震、火災、その他の天災)による損害
◆デバイスに貼付されたステッカーが取り除かれたり、拭き取られたり、こすり取られたり等、変更されている場合も保証の対象外となります。
※製品の保証に係る最終的な判断はメーカーが決定する権利を有しています。
ご希望の方は、お電話でお問い合わせください。