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レーザー白内障手術と通常の白内障手術の比較

[2024.09.03]

みなさま、こんにちは。

だんだんと涼しくなってまいりまして、過ごしやすくなってきましたね。

白内障手術後は1週間は洗顔と洗髪ができないので、涼しい季節の方が人気がございますね。

白内障手術は大きく分けると、術者が最初から最後まで行う通常の手術とレーザーで切開して途中から術者が手術を続行するタイプのものがあります。

前者は保険適応がありますが、後者のレーザー手術は保険が効きません。

レーザーで行う白内障手術は、FLACS(Femtosecond Laser Assisted Cataract Surgery)と呼ばれるもので、フェムトセカンドレーザーは、1000兆分の1秒という非常に短い秒数でレーザーを照射して、対象の部位を正確に切断することが可能というのがウリです。

デメリットは機械自体が高価なため、費用も全額自己負担で高額になる点です。

安全に正確にできるのがレーザー手術の最大のメリットかと思いますが、従来の術者の手動での手術と成績を比較した論文が発表されています。

700以上の論文のレビューしたもので、結果はなんとFLACSと普通の手術では臨床成績には差がなかったとのことでした。

また、FLACSはお金がかかるという当たり前の内容が書かれておりました。

とはいえ清潔な施設と経験豊富な熟練の先生に手術してもらうことが重要かと思います。

当院にはどちらの条件も整っておりますので、皆様には安心して手術を受けていただけるかと思います。

ご相談ご希望の方もお気軽にお問合せいただければと思います。

 

 

そしてこちらは全然関係ないですが、先日行った巨大恐竜展でみたパタゴティタンの化石です。

推定では全長37m、体重69㌧らしく、こんなに大きな化石は生まれて初めて見ました。

ロンドンの自然史博物館から巡回で来ているようでしたが、いつか本家に行ってみたいですね。

 

 

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