メニュー

白内障

白内障とは

白内障とは目の中の水晶体といわれる部分が透明性を失い濁ってしまう状態です。
白内障が進行すると視力が低下する、霞んで見える、色の見え方が変わる、光が眩しくなる、ものが2重に見えるなど様々な症状が出ます。白内障は年齢とともに進行しますが、他にも外傷、糖尿病、長期のステロイド剤の内服や外用使用、放射線暴露、先天的なものなど様々な要因が原因となることもあります。
点眼薬によってある程度白内障の進行を遅らせることもできますが、根本的な治療は手術となります。

白内障手術について

当院では、日帰りでの白内障手術が可能です。手術の執刀は、白内障手術年間2000件以上、総症例経験数3万件以上の経験豊富な熟練の医師が担当致します。
手術機材はアルコン社のセンチュリオンゴールドを導入しており、患者様がより少ない負担でより安全に手術を受けていただくことが可能です。
眼内レンズは保険診療の単焦点眼内レンズもしくは、選定療養となる多焦点眼内レンズを選択することができます。

手術の流れ

  1. 点眼による局所麻酔
    点眼で麻酔をします。術中に痛みを感じた場合は適宜麻酔を追加しますのでご安心ください。
  2. 角膜切開
    角膜に2-3mmの小さな創口をつくります。
  3. 水晶体の吸引
    超音波で水晶体を細かく砕いて取り出します。
  4. 眼内レンズ挿入
    眼内レンズを挿入し創口を閉じて終了です。

眼内レンズの種類

単焦点眼内レンズ

もっとも一般的なレンズになります。日本では約95%の方がこちらのレンズを選択していると言われています。特定の距離にピントが合うように設定されており、その他の距離を見たい場合はメガネによる矯正が必要です。単焦点レンズは、ハロー・グレア(暗いところで光を眩しく感じたり、ギラついて見えたりする現象)が最も少なく、視界が安定しており見え方のコントラスト感度が良いと言われています。また、当院では患者様一人一人の目の状態に応じて、乱視も矯正可能な単焦点眼内レンズが使用可能です。

多焦点眼内レンズ

単焦点眼内レンズと異なり、複数の焦点距離に焦点を合わせることができ、遠くも近くも焦点を合わせることができます。メガネを使う頻度をなるべく減らしたいという方におすすめのレンズです。ただし、単焦点レンズと比較するとハロー・グレアが起こりやすく、ややコントラストが落ちると言われています。また、多焦点眼内レンズは緑内障や網膜の病気などがある方にはお勧めできません。当院では患者様のご希望に合わせて、慎重にレンズを決めていきます。また、乱視も矯正可能な多焦点眼内レンズも選択可能です。

詳しくはこちら

手術の費用

単焦点眼内レンズは保険適応となります。
多焦点眼内レンズを用いた白内障手術は、保険適用外となりますが、費用のうちの一部を保険適用する選定療養という制度を利用することが可能です。選定療養は、追加費用を負担することで保険適用の治療と保険適用外の治療を併せて受けられる制度です。当院で採用している多焦点眼内レンズは、全て選定療養の対象となります。

当院の手術設備

当院では地域の患者様が安全かつ質が高く、満足度の高い手術を受けていただくために、大学病院で導入している最新かつ最上位の手術機器を導入しております。

白内障手術装置は、アルコン社のCENTURION® VISION SYSTEMです。

白内障手術中の眼内圧変動を減少させる独自の灌流制御システムを搭載しているため、手術中の眼内圧を常に一定に保つ機能があります。従来の機器より低い眼内圧で手術を行うことができ、手術中の眼内圧の変動を抑えることで、目に優しい手術が行えるようになり、術中合併症の危険性が減ります。

 

 

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME